自己投資

ミニマリストの名著『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』より良い人生にするための必読書【書籍紹介】

こんにちは、まりも(@marimo139310694)です。

今回は、ジョシュア・ベッカーさんの『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』という本の紹介します。

2016年に発売されるや、全米にミニマリストブームを巻き起こしたベストセラーです。

日本でもミニマリスト会で知らない人はいないといって良いほどの名著です。

本記事では

  • 『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』の本の内容が気になる
  • “より少ない生き方”をするメリットについて知りたい
  • モノを減らす方法について知りたい

そんな方に読んでいただけると嬉しいです。

『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』著者について

著者であるジョシュア・ベッカーさんのプロフィールを紹介します。

著者のプロフィール

現代のミニマリズム運動を代表する1人。ミニマリズム生活を紹介する
ウェブサイト「ミニマリストになる(BecomingMinimalist.com)」の創設者、編集者。このサイトは毎月100 万人以上が訪問する。国際的に活躍する講演家で、これまでに「タイム」誌、「サクセス」誌、「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙、「ボストン・グローブ」紙、「クリスチャニティ・トゥデイ」誌、イギリスの「ガーディアン」紙など、多数のメディアで紹介された。主な著書に、ウォールストリート・ジャーナル・ベストセラーになった『Simplify』や、『Clutterfree with Kids』などがある。妻のキムとともにNPO「ホープ・エフェクト」を設立。孤児に本物の家族のような環境を提供する活動を行っている。

ネブラスカ大学オマハ校経営学部卒。ミネソタ州セントポールにあるベセル大学神学部で神学修士号を取得。卒業後は、ネブラスカ、ウィスコンシン、バーモント、アリゾナの教会で15 年にわたって牧師を務める。現在はアリゾナ州フェニックス近郊に在住。妻と2人の子供とともに暮らしている。

『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』より

著者のジョシュア・ベッカーさんがミニマリストになるきっかけなったのが2008年、ガレージの片付けをしていた休日のこと。

休日なのに子供とも遊んでやれず、半日以上かけても片付かない、ガレージのガラクタの山を見て

ものがありすぎると幸せから遠ざかってしまう

と気づきいたのが、ミニマリストになるきっかけでした。

年齢などは公表されておらず、著書も本記事で紹介する『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』の他には見当たりませんでした。

その分、本書にはジョシュア・ベッカーさんの思いの全てが詰まっていると言えるのかもしれません。

『より少ない生き方』のメリットとは?

ジョシュア・ベッカーさんは書籍の中で、より少なく生きるメリットについて以下の11コの項目を上げています。

  1. 時間とエネルギーが増える
  2. お金が増える
  3. 人のためになることができる
  4. 自由が増える
  5. ストレスが減る
  6. 環境にやさしい
  7. 質のいいものを持てる
  8. 子供のいい手本になれる
  9. 人に面倒をかけない
  10. 人と比べなくなる
  11. 満足できる

上記の中でも、わたしが特に実感したメリットを実体験も踏まえてご紹介します。

時間・エネルギー・お金が増える

ものを減らすと、代わりに時間・エネルギー・お金が増えます。

わたしがものを減らすことにより、最も実感したことです。

わたしが以前、大量の服や本・CD・ゲームを所有していた頃は、それらを管理したり、選んだりすることに大切な時間を奪われていました。

しかし、大量の服や本・CD・ゲームを処分したことにより、管理や選択する時間が減り、自由な時間が増えたのです。

自由な時間が増えると、次に不思議とやりたいことを考えるようになり、ものが減り身軽な分、いろんなことにチャレンジができます。

わたしの場合は、ブログって面白そうかもと思った、その月にはブログを開設して書き始めていました。

エネルギーが増えるというよりは、ものに消費していたエネルギーが、ものがないことで復活してくると言った方がいいかもしれません。

そして今では、本業とは別にブログで月5万円ほど稼ぐことができ、本書でいうモノを減らすことで、お金が増えるということを実感しています。

  1. モノを減らす
  2. 時間ができる
  3. エネルギーが復活
  4. 新たなチャレンジをする
  5. 収入が増える(お金が増える)

モノを減らすと、必ず誰でもこのサイクルに入れるとわたしは思っています。

ただし、余ったエネルギーを、また浪費に当ててしまうと、お金が増えるというサイクルには入らないので、注意が必要です。

余ったエンルギーや増えたお金は自己投資に使うように使うようにしましょう。

ストレスが減る

本書ではモノが無いことで、失うリスクや管理する手間からくる、ストレスが減少するとあります。

もちろんそのとおりですが、わたしの場合は、さらに今後の不安からくるストレスも減ったように感じました。

クローゼットや棚に大量にコレクトされた、服やCD・ゲームを見ると

「よくここまで集めたなぁ。俺ってすごい。」

という小さな自己満足を感じると同時に

「このまま、一生こんなことを続けて歳をとる。こんなことで幸せになれるのか…?」

という不安にいつも押しつぶされそうでした。

わたしがモノを減らし始めたきっかけは、この“漠然とした不安”が、コレクションを眺めて得ていた自己満足を超えたのがきっかけかもしれません。

本書でも人の価値は所有物では決まらないとはっきり書かれています。

今まで集めたコレクションを手放すときは、さすがに心痛めましたが、その代わりに将来に対する不安は和らぎ、エネルギッシュな自分を取り戻すことができました。

今では、何か面白いことはないかな?次は何にチャレンジしようか?と、毎日ワクワクしているくらいです。

人に面倒をかけない

本書ではモノが多いと、死んだ後、残された人(家族)に処分や整理を託すことになり、迷惑をかけるとあります。

しかし、モノが多いと生きている間も人に面倒をかけます。

モノが多かった頃、自分だけでは管理できずに、奥さんに多大な負担をかけていました。

洗濯や片付けなどの家事は奥さんに任せっきり。

家で洗濯できないような、高いお金を払って買ったオシャレ着をクリーニングに持っていくのも奥さん。

さらに、仕事が終わってグッタリしている私を見て、疲れているだろうと、逆に気まで使わせる始末でした。

モノを減らしてからは、片付けは自分でやるようになり、家事も分担してやるようになりました。

洗濯は奥さんに任せていますが、服が減ったので、選択の回数や干す手間も減らせてあげれたと思っています。

疲れて家でグッタリしていたのはモノが多かったせい。

今では奥さんに余計な気を使わせることもありません。

モノを減らすというのは、夫婦円満の秘訣ではと思っています。

ジョシュア流・ミニマリストになる方法とは?

本書ではミニマリストになるために、モノを減らす手順も具体的に書かれています。

  1. 簡単なところからモノを手放していく
  2. なぜより少ないも生き方を目指すのか考える
  3. よく使う場所のいらないものから処分する
  4. モノの少ない生活の利点はすぐに実感できる
  5. 自分なりの基準で順番にモノを減らしていく
  6. 同じようなものは1つだけ残して処分する
  7. モノを手放して得られた経験を人に伝えよう
  8. 今日からすぐにでも始めよう

①簡単なところからモノを手放していく

やはり、ビジネスでもなんでもそうですが、始めるときは小さく始めるのことが大事ということです。

簡単なものから手放していくと、次第に勢いが出てきて、どんどんモノを手放せるようになります。

いるいらないの判断力も上がっていきます。

まずは簡単なモノを手放していきましょう。

②なぜより少ないも生き方を目指すのか考える

やはり何事も目的意識が大切です。

  • 老後の貯金を始めたい。
  • 慌ただしい毎日から抜け出したい。

など、自分が“なぜ少ない生き方を目指すのか”を真剣に考えてみましょう。

本書でも、ここには十分な時間を使っていいと書いてあります。

③よく使う場所のいらないものから処分する

本書ではモノを減らす順番としては、よく使う場所のいらないモノをから処分するといいとあります。

その理由としては、よく使う場所なので、モノを減らした効果がすぐに実感できるということです。

まずは小さな成功体験を、できるだけ早いうちに感じてみましょう!

④モノの少ない生活の利点はすぐに実感できる

ただモノを減らしただけで、生活が良くなったように感じるのか?とお思いの方も多いと思います。

私の経験からいっても、モノの少ない生活の利点はすぐに実感できます。

部屋を片付け終わった瞬間はスッキリして清々しいですよね?

しかし、モノが減ったわけでは無いから、またすぐにリバウンドして元の散らかった部屋に戻ってしまう。

しかし、モノを減らすというのは、部屋を片付け終わったあの清々しい瞬間が、長く続くと思ってもらって大丈夫です。

生活の質が上がったと、モノを手放した瞬間から感じることができるといっても過言ではありません。

⑤自分なりの基準で順番にモノを減らしていく

よく使う場所のいらない簡単なモノが手放せたら、次の段階に進んでいきます。

片付けが進んでいくと、

  • あまり使わないけど大切なモノ
  • 思い出の品・貰い物

など難しい判断が迫られるモノが増えていきます。

しかし、本書では最初から完璧を目指す必要はないとあります。

自分なりの基準で、いるモノ・いらないモノを判断してOKということです。

また、本書のおすすめの方法としては、まず一つの場所を徹底的にやるのがいいと紹介しています。

⑥同じようなものは1つだけ残して処分する

ミニマリストの方がよく言われていることですね。

私もこれには同感です。

  • 何本もあるペンやハサミなどの文房具
  • 予備で何個も取ってある日用品 など

同じようなモノは1つにしましょう。

絶対、手放して後悔するようなことはありません。

むしろモノを大切に扱うようになり、豊かな気持ちになれます。

⑦モノを手放して得られた経験を人に伝えよう

本書では、モノを手放して得られた経験を人に伝えることも大事だとあります。

理由は発信することで、応援してくれる人が現れたり、人に話した責任感から簡単にあきらめなくなるからです。

また、人に話すたびに、自分がミニマリストを始めた理由が再確認できるのも理由の一つです。

筆者のジョシュア・ベッカーさんもブログをとうして、ミニマリストの良さを多くの人に伝えたように、私も当サイトを通して多くの人に伝わればいいなと考えています。

⑧今日からすぐにでも始めよう

本書を読んだり、または本記事を読んでミニマリストになりたいと思ったら、今日、今からすぐに始めてみましょう!

明日になったら、その情熱は覚めてしまうかもしれません。

そしてまた昨日と同じ日の繰り返し…。

そうならないためにも、まずはよく使うところの簡単なものから手放して、小さく始めて、小さな成功体験をまずは手にしましょう!

まとめ:『より少ない生き方』で得た自由をどう使うかは自分次第!

本記事ではジョシュア・ベッカーさんの『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』を題材にモノを手放す方法やメリットについて紹介してきました。

モノを手放す方法・手順は次のとおりです。

  1. 簡単なところからモノを手放していく
  2. なぜより少ないも生き方を目指すのか考える
  3. よく使う場所のいらないものから処分する
  4. モノの少ない生活の利点はすぐに実感できる
  5. 自分なりの基準で順番にモノを減らしていく
  6. 同じようなものは1つだけ残して処分する
  7. モノを手放して得られた経験を人に伝えよう
  8. 今日からすぐにでも始めよう

本書ではさらに

どうしても手放せないモノとの向き合い方として

  • 思い入れの強い本の手放し方
  • 家族の思い出の品の手放し方
  • 郵便物など紙類の処分方法

など、より具体的で実践的な方法も書かれています。

そして、モノを減らして、ミニマリストになって得られるメリットは

  1. 時間とエネルギーが増える
  2. お金が増える
  3. 人のためになることができる
  4. 自由が増える
  5. ストレスが減る
  6. 環境にやさしい
  7. 質のいいものを持てる
  8. 子供のいい手本になれる
  9. 人に面倒をかけない
  10. 人と比べなくなる
  11. 満足できる

まだ完全にミニマリストになりきれていない私ですら、このメリットを十分に感じることができています。

ミニマリストという考え方に出会わなければ、今こうしてブログを書くということはしていなかったと思います。

本書にもありますが、大切なのはモノを手放して得られた自由な時間やエネルギー・お金をどう使うかが最大のポイントになってきます。

少しでも今より良い生活になるように、時間やエネルギー・お金を使っていきましょう!

それではまた!